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さてウェブログのカテゴリがよろずばっかりなんで、ここいらで軍事ネタを一つ。てなワケで新カテゴリー、軍事の第一回目は非武装の艦、砕氷艦しらせであります。今年度で退役ってことで最後のご奉公と云う事で、各地を巡業するしらせの姿をジョニー先生達と日曜日に名古屋港で見物してまいりました。
さすがにちょっと前まで海自最大の排水量の艦ってことでデカいです。フレームに収まりません。排水量12000tくらいなんで、判りやすく云えば昔の重巡洋艦くらいの規模の艦です。判らないって?そう云う方は今日は置いてゆきますヨ!
で、早速艦内を。商船構造(って云うのかな)のお陰でブリッジの広さ、そこいらの戦闘艦3つ分くらいは裕ありますよ。でもって南極観測に使われるだけあって、医務室は無論、歯科や床屋さんなんかがあります。これだけ船体が大きいと、動揺も少なくて歯科治療も余裕ですな、おそらくね。
こちらは飛行甲板に鎮座するシーキング。横っちょのペンギン印がなんともクールミントガム。中も見物させてくれたみたいなんだけど、子供限定みたいだったんで、チーム大人はお外で観察。でも爺さん婆さんも入ってやがったんだよなあ。
その他、ヘリ格納庫で南極の氷や珍奇な標本を展示してたんですが、子供がウジャウジャたかってたんで面倒なんでパスね。オホホ。以上、スゴイ秘密兵器とか無いんで、名残惜しいけどこの辺で退艦〜。艦の脇では抜かり無く陸自の皆様の広報活動が。
さて退艦してちょいと歩くと、ここ名古屋港には先代の砕氷艦ふじが静態保存されております。ここはひとつ二世代の砕氷艦を同じフレームに...と頑張ったんですが、ポートタワーが邪魔でこの始末。煙突が見えてるんでまあ良いかってことで。
そんなこんなのチーム暇人、場所を高潮防波堤に移してしらせ出航の様子を写そうと待機。キター(AA略)!なんだ海保のみずほか。海軍さんと違って汚ェフネだなあ。だいたい海軍の水上機母艦の名前を名乗るってのが生意気だ。てなこと云ってると、鼻先の35mmと20mmの銃で可愛がられるので注意。ちなみにこいつの排水量は5000tちょいって事なんで、判りやすく云えば昔の軽巡洋艦くらいの大きさですな。
さて待つ事暫し、やって参りました、オレンジ色のニクい奴が。近くで見ても大きいけど、離れて見てもやっぱしデカいですな。海鳥に見送られて出航してゆくのでありました。
後継艦が作られた後は、彼女はどうやらスクラップってお話でちょいと残念ですが、まあ鋳潰された後にどこかで知らず知らずのうちに再会してるかも知れないですナァ。ってことで、おしまい。