行進曲「軍艦」

　世界の皆様こんにちは。前後編にわたる観艦式予行の模様、本日はその後編であります。それでは張り切ってドウゾ。

　艦隊は左に回頭、いよいよ訓練展示であります。が、それまでのちょっとの間、逆光で光る海に浮かぶ艦影をぼんやり眺めてクールダウン。
と、うすらぼんやりも束の間、砲撃が始まりました！が、如何せん音が猛烈に遅れて聞こえてくるんで、ドーンと云った頃にはこの有様。しかもピンが甘い。陸戦以上に撮影が難しいなあ。あー！さわかぜが！と、大きな水柱。こいつぁゆうばり ゆうべつから投射された対潜ロケット爆雷であります。低圧で初速がわりと遅いせいか、爆雷が写っております。決してCCDに付いた汚れではございません。

　さあその爆雷に燻り出されたか、潜水艦のお出まし。艦首からヌっと現れる緊急浮上に近い感じかな。実際にこの目で見ても思ったんですが、スケール感無ェなあ。なんか模型が浮かんできたみたいで実に不思議な感じ。

　この後ミサイル艇からチャフフレアの発射があったりするんですが、艦の位置関係で良い画は無しヨ！とね。LCACとミサイル艇が追い抜いて行くと、本日2回目の登場、兵庫県出身、川西部屋改め新明和部屋所属のUS-1関とUS-2関であります。 新型飛行艇と新鋭空母。ああ眼福眼福。
このままズバーっと着水＆離水をしてくれるかと思ったら、今回は低空飛行の模擬離着水模擬離着水のみ。ちょいと残念。 でもってP-3Cが飛来、対潜爆弾をポロリ、そしてドボンと。ここで水柱とP-3Cを同時に押さえたいワケですが、そんな引いた画は撮れません、やっすいレンズしか持ってないんで。もう一周回ってきてフレアをバラ撒いたところで訓練展示もそろそろおひらき。港へ帰るまで艦内をウロウロしたり、昼寝をしたり写真を撮ったりして過ごすのでありました。

　ここでこれまで紹介しきれなかった艦を。先ほどの訓練展示で対潜ロケットをブッ放したゆうばり ゆうべつ姉妹、LCACを収納した後か、漏れないギャザーが半開きのおおすみ、観閲付属部隊先導のまきなみ、同隊随伴のあすか、そして受閲艦隊第2群の新鋭艦ひゅうが。以上を紹介したところでそろそろ港へ到着、下艦であります。ここまでお付き合い有り難うございました。ちょうど時間と〜なりました～♪ってことで、この辺りでおしまい。