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先月半ば辺りから“観艦式 服装”てなキーワードで以前の古い日記へお越しの方が結構おりました。
3年前と今回の経験を踏まえて云うならば、陸が生温くても海の上は吹きっ曝しなんで寒いです!と云う事で、3年後のアナタへ。服装は完全な冬装備か、あるいはヤル気があれば大礼服かモーニングでどうぞどうぞ。
さ、そういったワケで観艦式予行の模様を。
今回乗艦した艦は掃海母艦ぶんごであります。乗ってしまうと外観が判らないんで、ここで3年前の観艦式予行の時に撮影した同型艦うらがの写真を。違いは ぶんご には艦首に5インチ砲が備わってるくらいか。
で、この ぶんご に乗り組んで御徒侍の掃海艦やえやま 掃海艇あいしまを従えていざ出港。この艦は艦隊の殿みたいなんで、ちょいと大回り気味に東京湾から浦賀水道、太平洋へ向けて南下してるとか。左舷上甲板から洋上を監視していると11時方向にデカい艦影が。おわ!空母だ空母だ!って実質空母だろ、いいじゃん空母って云って、でお馴染みの新鋭護衛艦ひゅうがであります。おおすみ を見た時もデカいなあと思ったんですが、こいつは輪をかけてデカいです。なんてったって満載排水量約2万トンすから。
ワァワァ云ったところで昼食です。え、まだ8時半にもなってないのに。まあこの時期痛むとは思えないんですが、ちょいと荷物になるのと、この先忙しそうなんで。と、冷えきった弁当をかき込みます。
第二海堡を越えて浦賀水道に出た辺りから縦陣形を組んで外洋へ。殿艦を追い抜いてゆくミサイル艇やら対潜哨戒機。受閲艦隊も縦陣形を組みます。ちなみに三隻の潜水艦の先頭は新型の そうりゅう であります。舵がX型なんで他と区別がつきます。他はどれがどれやら。
そうこうしてるウチに艦隊は転舵、おお、東郷ターンだ!なんつってね。ここで転舵して観閲艦隊と反航戦の形になって登舷礼。在りし日のくらま。本番じゃココにカイワレをモリモリ喰う男が乗ってたらしいですよ。丁字戦法でやっつけちゃえば良かったのに。なんてね!
そして航空部隊の受閲であります。SH-60にP-3Cと、でもってMH-53とか云うヘリコプター。この方良く存じ上げないんですが掃海とか輸送に使うヘリコプターだそうです。でももうすぐ退役なんだって(Wiikipedia調べ)。でもってここで真打ち登場、か...どうかは判りませんが、俺の大好物の飛行艇US-1やらUS-2のお出ましですが、受閲なんであっさりフライパス。青いC-130と伴に鈍色の空の彼方へ。
つづく